自生地のランは、ラン菌の力を借りて生きている。
ランからみれば「ラン菌力」サマサマである。
負け組み植物というのは、狡猾でなければ・・・アレコレいっても生きられない。
狡猾の方向に違いがあっても食虫植物も同じである。
貧しさが・・・そういう方向の進化を促した。

ラン界の多くの人が自生地に行った。
戦後では昭和33年、中尾佐助先生が・・・秘境ブータンに入った。(著書 秘境ブータン)
紀行文が毎日新聞に連載され、ワクワクしながら毎日見たものである。
ヒマラヤの青いけし。
そういうことで、中学生の身でありなら、ヒマラヤのプリムラに夢中になった。
原種の愛好も宇井清太はわかっているつもりである。
そして、原種愛好というのは、園芸の、ラン愛好の序の口であることも知っている。
ランの世界は、奥が深いのだ。
原種に飽きると・・・どうしても交配して自分の花を創りたくなる!
原種は何10年作っても同じ花しか咲かない!
今年は多く咲いた、今年は花が少なかった・・・で歳をとってしまう!
ランは原種の数が多いから・・・他の植物より・・・原種を渉猟できるから・・・
少しばかり飽きないのであるが・・・・。

そういうことで、一部の人は、自生地に行って・・・原種探索に向う。
このとき、学術的探索でないから・・・・
誰も自生地でラン菌の探索を行なわなかった!
これが、ラン界の大きな盲点であった。
原種図鑑は・・・植物分類学のもの。
新種の発見に視点と焦点がある。
そういうことで、自生地に行ってラン菌など・・・視野にない。
株を掘る時・・・根にラン菌が生息していることなど・・・頭をカスメもしない。
これが実情である。
カメラで写すのであるが・・・・・生態も写すのだが・・・
ラン菌も、プロトコームも写したものはいない。
そういうことで、自生地では、ラン菌力を借りて、利用して、
ランが生きていることなど忘れている。
SUGOI-neを販売して解かったことは、世界中に多く学者、栽培家・・・
日本にも権威者、大御所・・・業者が・・・審査員がいるが、
このラン菌による炭素循環を理解出来る人は・・・ほとんどいなかった。
枯れ落ち葉の中から地生蘭の原種を掘りながら・・・枯れ葉は無用!
そういうことで、どんな本を見ても、講座でも・・・・ラン菌力のことはない。
ラン界の村社会の中からは、スゴイものは生まれなかった。
同じ発想からは・・・画期的な発明は生まれない。
村社会では、別な発想をする人を「変わり者」と言うが・・・・・
ラン科植物は全部26000種変わり者植物である。
これを愛好しながら・・・????
植物栽培は、植物が好きなことをすればよい。
これが結論。
ならば・・・・ラン作りなら・・・ラン菌の力を・・・最大限活用すること。
この活用技術がこれまで・・・誰も説明出来なかった”!
だから、これからのラン界のリーダーになれる人は・・・ラン菌力活用技術を、
多くの人に説明、指導できる人・・・ということになる。
テレビの講座では・・・限られた時間内では・・・説明できない!
テレビの限界である。同じことの繰りかえし・・・の内容になってしまう。
それにしても、テレビは・・・偉大な力を持っている。
安直な栽培技術も普及してしまう危険性を持っている。
今は・・・寄せ植え。
本当に・・・・こんなことを教えなければならないのか・・・・日本のガーデニングのレベルは。
専門誌でも同じになるから・・・・ニューオーキド誌は潰れた。
ニューオーキッドとなのに・・・Newがない状態になった。
こういうことが一番コワイ。
ラン展も同じ・・・・マンネリ、ワンパターン。
市場も同じ。
Newフェイスのない状態では・・・なんともならない。
ラン界のこれまでのビジネスモデルは崩壊した。
蘭の苗メーカーにもNewフェイスの素晴らしい品種は生まれない!
遺伝子が枯渇しているからである。
遺伝子の消費、使い捨てで・・・・この30年日本のラン界は食ってきた。

日本という国は工業で食ってきた。
工業製品というのは・・・・生産と消費で成立つ。
家電製品は・・・やがて家電の墓場を形成する。
このビジネスモデルをランに応用した、
枯れてもらわないと・・・・経営できないラン。
鉢物ランのほとんどは・・・工業製品と同じモデル。
ランに参入した人の中には・・・・脱サラ組みもいるから・・・。
そういうことで、これから・・・どうビジネスモデルを変換するのか????
手をこまねいて・・・・縮小均衡で・・・・蘭園淘汰を・・・待つのみなのか。
昭和30年代のラン業者の数になってしまうのか????
ランはホームセンターに支配されるのか!
ラン専門の園芸店は・・・今後どのようなビジネスモデルを構築するのだろうか。
ホームセンターとネット販売。
愛好家の人口減少。
これを変革するのはSUGOI-neであろう。
ここは、原点に戻って、本当のラン栽培を普及するよりない。
これが結論。

この講座では、これまでのラン界が忘れていた「ラン菌力」の活用を提起している。
ランからみれば当たり前のこと。
ラン菌がなければ1本も発芽できないのだから!
ラン界は傲慢にも、このラン菌の力をあてにしないで、肥料で作ることを考えてきた。
菌根植物の生理、生態を無視する栽培を200年行なってきた。
自生地再現、自然との共生を言いながら・・・根本を削除、無視してきた。
つまり、ミスワールドの美女の胃袋、消化器官に微生物が生きている。
そういうことである。
美女の素晴らしい身体を作ったのは・・・・消化器官に棲む消化微生物!
この菌がいなければ・・・食べ物を消化できないから・・・美しい体を作れない。
こういうことであるが、ラン界は、肥料を与えれば・・・素晴らしいランを作れるとしてきた。
多年草の身体。
これのアンチエイジング・・・再生、維持、持続を・・・出来ない、
水ゴケ、バークなどのラン菌が棲まないコンポストでの、原種保存は難しいのは、ラン菌力がないからである。
ラン菌力が・・・ランの永年生命を維持しているのである。
ラン菌力を活用すること。
これがこれからの、本当のラン栽培法である。
SUGOI-neで栽培すること。
これが、21世紀のラン栽培法である。



このラン菌力を理解出来る人と、理解できない人の差が、
淘汰されるか、生き残れるかの別れ道になる。
SUGOI-ne栽培で失敗した人は、ほとんどラン菌力を理解出来なかった。
自生地に行った人でもSUGOI-neを使いこなせない人もいる。
業者の中にもいる。
これまでは、それでも良かったかも知れないが、これからはリーダーにはなれない。
栽培に進歩が見られないところは淘汰されるからである。
ラン界のみ200年同じ栽培法でよいということではない。
そういうことでSUGOI-neはラン界に革命をもたらす。
大きな変革をもたらす。
ようやく、開発してから7年。
そういう時代になってきた。

10年後、20年後。
現在のベテランは・・・ほとんど現役引退の年齢になる。
その次のリーダーはSUGOI-ne栽培を指導できる人になろう。
JOGA組織の中に・・・若い人何人いる?
その中で、SUGOI-ne栽培を身に付けた人が、指導力を発揮する。

力。
この力にはいろいろあって・・・・
指導力、語学力、経営力、老人力・・・・権力、メデア力、資本力、組織力、持続力、筋力、勢力、精力・・・。
想像力、企画力、営業力、洞察力、馬力、予知力、開発力、技術力、他力、政治力。
強力、合力、集中力・・・・支配力、金力、活力、開発力、表現力、行動力、説得力・・・・能力。
そして、火力、水力、風力、原子力・・・・・ラン菌力。
魅力、繁殖力、体力、気力・・・抵抗力、回復力、総力、動力、動員力・・・購買力。

生き物が自然の中で生き残るには、多くの力が持たなければならないということか。
宇井清太が持っている力は・・・本当に少ないと・・・つくづく思う。
ラン菌の棲まないコンポストで生きているランは、
まさに
「死力」を尽くして花を咲かせている。

継続は力なり。
蘭を継続させるには・・・多くの力を持たないと出来ないことが解かる。
人間山あり谷あり・・・。
蘭の世界も同じ・・・。
継続できないのは・・・上記の力の中で、力尽きたときである。
力及ばず・・・・・
蘭界では、今が正念場である。

将来への、SUGOI-ne能力の洞察力が決断力が・・・ものいうことになる。

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肥料力に頼る栽培は大きな誤り

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